引用元: 今までにあった最大の修羅場 £71

171: 名無しさん@HOME 2012/12/26(水) 19:27:50.27 O
空気読まずに投下。 


私はとある教育系の会社に勤めてるんだけど、そこにはAという女がいた。 
親しげに色々話かけてくれたりしてたので、就職したての頃は凄く優しいいい人だと思ってた。 
だから就職して一週間後、寡黙な先輩(男性)が「アレに近づくな」なんて言ってきたときには、 
Aさんをアレ呼ばわりなんて酷い!なんて思ってたんだ。 

しかしある時ちょっとしたトラブルがあり、よくよく観察してみると、Aがとんでもない人間だということわかってきた。 
Aは一見いい人でよく気が利くんだけど、それは外面だけ。 
裏で暗躍して様々な人を陥れ、トラブルを引き起こしていた。 
確かにそれまで一緒に仕事をしたり話をしていて予兆?はあったんだけど、そのトラブルがあるまでは何にも疑問に思わなかったし、気にも留めなかった。 
けど実際にAのせいで12人しかいない社員の内、4人が一年で辞めたりしていた年もあったし、Aが担当したクラスの子は 
変な派閥争いが起こったり、人を見下し貶めるような嫌な性格に変わったりすることが多々あった。 
中にはAに洗脳されておかしくなる人もいたし、外部の人はAの本性を知らなかった。 
あれこれ糸を引いて、自分の手を汚さず、他人の手でターゲットを潰し、その場にいる人間全てを不幸にする。 
それがAのやり方だった。 
上司や他の古株さんも注意をしたり対策をしてくれたけど全然ダメ。 
仕事も最低限しかしないし、周囲の人間関係も滅茶苦茶にするして職場の雰囲気は最悪だった。

172: 名無しさん@HOME 2012/12/26(水) 19:30:09.77 O

そんな時うちの職場にBちゃんという子がやってきた。 
Bちゃんははっきり言って仕事はあんまり出来ない子だけど、凄く一生懸命で素直な子。 
明るい性格な子で、KYなところもあったけど、それが功を奏してギスギスした職場はBちゃんが 
いると和やかな雰囲気になった。 
そんなBちゃんもまたAはターゲットにした。 
いつも通り親しげに声を掛け、親切な先輩の仮面をつけて接し、自分の支配下に置くべく動いていた。 


例えばAはよく告げ口をしていた。 
●●さんが 
「××さん仕事遅れ気味だけど、私何か手伝えることあるかな。」 
と別の人に相談しているのを聞くと、すぐに××さんの所に行き、 
「●●さんがあなたは仕事遅いって言ってましたよ。」 
と事実をねじ曲げた告げ口をする。 
そんな常套手段を使い、AはBちゃんに 
「私さんがBさんのこと仕事覚えが悪いって言ってましたよ。」 
と言いやがった。 
私は 
「来て早々大変だと思うけど、Bちゃんに教えなきゃいけない仕事がまだまだありますねえ。」 
と係長に世間話程度に話してただけ。 
Bちゃんへの期待を込めての話だったし、係長もいい意味で頑張ってほしいねって言ってた。
それをそんな風に言うなんて何つーことするんだと私はキレかかった。 
しかし何故その話を私が知ったかというと、他でもないBちゃんね口からその話が出たからだ。 

Bちゃんはある日 
「私さん、ごめんなさい!」 
と謝罪に来た。 
何のことかときょとんとしていたところ、Bちゃんは 
「私が仕事ちゃんと覚えてなくて私さんにご迷惑かけてるって聞きました!私もっと頑張って私さんに楽させてみせますから、 
もう少し待っててください!」 
と続けた。

173: 名無しさん@HOME 2012/12/26(水) 19:30:50.66 O
私はぽかーんとして 
「それ、どういうこと?」 
と聞くとBちゃんは 
「Aさんがご親切にアドバイスしてくれたんです!私もっと出来る子になりますから!」 
と満面の笑みで言ってきた。 
ああまたアイツかと思うと同時に、自分に仕事覚え悪いなんて言ったらしい人間に、 
ごめんなさいとか正面きって言うBちゃんにもびっくりした。 
このことはAの耳にも入ったらしく、Aは慌てて私に 
「そんなこと言ってないのに、Bさんたら何でそんなこと言ったのかしら。」 
と惚けてきた。 


またある時BちゃんがAと話をしていた時、Aお得意の誘導尋問に嵌められそうになっていた。 

Aの誘導尋問はAの会話に普通に答えていくと、いつの間にかAが求める答えを口にしてしまうと言うもの。 
それはターゲットの悪口だったり、Aに対する擁護だったり様々。 
その日もAはBちゃんに誘導尋問を仕掛けてろくでもないこと考えてたみたいなんだけど、どうもおかしい。 
Aの質問に対し、Bちゃんは斜め上の回答をしてきてたんだ。 
「思い遣りのない人って嫌ですよね。」 
とAが聞くと、Bちゃんは 
「あ!おもいやりで思い出した!この前防犯訓練でさすまたって使ったんですよ!あれ見た目槍っぽくて 
重そうじゃないですか?だから私思いっきり踏ん張って持ち上げたら凄い軽くって!思わず尻餅ついたら 
警備会社の人に笑われちゃいました~」 
とケラケラ笑って返すの。 
一事が万事そんな調子で、Aも最初いいように発言を誘導しようと奮戦してたけどついにギブアップ。 
Bちゃんはずっとケラケラ笑ってた。 

そんな感じが続き、結局AはずっとBちゃんに手を焼いていた。 
そんなAを私達はニラニラ見守っていた。

174: 名無しさん@HOME 2012/12/26(水) 19:32:12.55 O
それから色々あって、ついにAは仕事を辞めることに。 
ここでもAはやらかした。 
自分が抱えてた仕事や書類や元データを全部処分してていきやがった。 
処分が発覚した日の朝はそりゃもう修羅場。 
講師の先生や生徒、業者さん関係のデータも消されてたから仕事に大ダメージが及ぶのは必至。 
取り敢えず重役交えて今後の対応どうするか話し合うことになった。 
解決の目処も立たないし、取り敢えず平社員の子やバイトさんには定時で帰って貰うことにして、私達は一日中会議室に籠り、 
日付が変わるくらいまでとにかくどうするかって話ばっかりしてた。 
終電もなくなった頃、私達がへとへとになって事務所に帰ると、そこにはもう帰った筈のBちゃんが 
泣きそうな顔で椅子に座っていた。 
どうしたのかと聞くとBちゃんはぷるぷるしながらパソコンを見せてきた。 
するとなんとそこにはAが消した筈のデータが! 
話を聞くとずっとAに仕事押し付けられてたらしく、自分でデータ保存してやってたらしい。
「パソコンのごみ箱こまめに空っぽにしなさいとかデスクトップきれいにしなさいって言われてたのに 
サボっててごめんなさい…」 
とか謝られたけどそんなことはどうでもいい。 
紙の資料は無理にしても、これで大部分のリカバーはできる! 
深夜の事務所で皆大歓喜。 
寡黙な先輩も 
「やっぱりBちゃん最高だわ!!」 
と大声で叫んでた。 


その後しばらくは残業だらけで大変だったけど、ダメージは最小限で済み、各方面への被害もほぼ無し。 
会社の危機は脱し、以前より快適で効率の良い仕事場になった。 
Aについてはたまに噂を聞くけど、本当人として最悪なことしかしてない模様。 

この度寡黙な先輩とBちゃんの結婚が決まったので記念カキコ。

175: 名無しさん@HOME 2012/12/26(水) 19:36:25.53 0
Bちゃん可愛い・・・w

177: 名無しさん@HOME 2012/12/26(水) 19:50:45.94 0
Bちゃん女神やな

185: 名無しさん@HOME 2012/12/26(水) 21:23:32.71 0
>>171 
文章上手だね 
最後に「寡黙な先輩」が出てきて、“最初に忠告してくれた人だよなぁ~”と 
読みなおそうとしたら結構な文章量だったのにスラスラ読んでた事に気付いた

179: 名無しさん@HOME 2012/12/26(水) 19:59:42.73 0
Bちゃん策士やな

1001: 以下、VIPPER貴族がお送りします! 2013/01/01(火) 00:00:90 ID:MX8O6r2U
1002: 以下、VIPPER貴族がお送りします! 2013/01/01(火) 00:01:90 ID:MOUO6r2U
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